みなさんこんにちは。こんばんは。おはようございます。
🐻です。
今回は「タイヨウのうた」の感想を書いていこうと思う。
なぜ、今更、しかも唐突に「タイヨウのうた」の感想を書いていこうと思ったかというと、女優の沢尻エリカさんが逮捕されたことで、様々なコンテンツがネットからも削除されてしまうのではないかと邪推してしまったからだ。
また、2020年1月5日スタートのNHK大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜・後8時)で、沢尻エリカさんが出演していた部分をカットする対応を検討する動きがあるともニュースで耳にした。
個人的にはそう言った動き(出演部分やコンテンツの削除)はやり過ぎだと思うし、沢尻さんを容疑者だとか罪人だと断定してしまうのは間違っているとも思う。
ただ、一旦コンテンツが削除されてしまえば、再度公開されるまでには時間がかかりそうだと思う。
実際に、ピエール瀧さん出演CMも削除されたようだし、沢尻さんの作品も今後どうなるか分からない。
LIXIL、ピエール瀧容疑者コンテンツをサイトから削除 CMで山下智久&広瀬アリスと共演
「削除されてしまうなら、今のうち見ておこう」という気持ちがまずあって、しかも中高生だった頃の友達にシンガーソングライターのYUIのファンがいて、その人から「タイヨウのうた」の視聴を当時からおすすめされていた。
それにも関わらず、自分はまだ見ずにいるという状態がダラダラ続いていたので、「この際見てしまおう」と思ってしまったのが、今回「タイヨウのうた」を視聴した大きな理由だ。
TVドラマ「タイヨウのうた」の感想
Amazonプライム会員の方なら、TVドラマ「タイヨウのうた」を全話無料で見ることができる(2019/11/18現在)。
まず、Wikipediaによると、TVドラマ「タイヨウのうた」は次のような説明がなされている。
テレビドラマ タイヨウのうた
タイヨウのうた ジャンル テレビドラマ 脚本 渡邉睦月 演出 山室大輔
今井夏木
武藤淳出演者 山田孝之
沢尻エリカ
松下奈緒
田中圭オープニング 柴咲コウ「invitation」 製作 プロデューサー 津留正明
植田博樹制作 TBS 放送 放送国・地域 日本 放送期間 2006年7月14日 – 9月15日 放送時間 金曜日22:00 – 22:54 放送枠 金曜ドラマ (TBS) 放送分 54分 回数 10 TBS系列の金曜ドラマ枠(毎週金曜日22:00 – 22:54、JST)で2006年7月14日から9月15日まで放送された日本のテレビドラマ。主演は山田孝之。
概要
『世界の中心で、愛をさけぶ』(2004年夏期)と『いま、会いにゆきます』(2005年夏期)に続く恋愛ドラマである。TBSスターダストプロモーション純愛三部作完結篇と銘打って製作された。
『世界の中心で、愛をさけぶ』は映画の公開とドラマ放送が重なることがあったが、映画公開前にドラマ化が決定するのは異例だという。
藤代孝治は映画では高校生の設定だが、ドラマでは19歳無職の設定になっている。
原作本とは違うオリジナルストーリーが多い。
雨音薫役は沢尻エリカ、薫の恋人・藤代孝治役は山田孝之が演じる。
沢尻がKaoru Amaneとしてリリースしたシングル「タイヨウのうた」は、2週に渡ってオリコン1位を獲得する大ヒットとなった。詳しくはタイヨウのうた (曲)を参照のこと。
予告の直前に、黒背景に白文字で「このドラマはフィクションです。雨音薫はXP(色素性乾皮症)患者という設定ですが、XPの実際の症例と異なる点がございます。」という注意書きが放送されている(最終回ではこのテロップは放送されなかった。ただし別の「このドラマはフィクションです。」は予告の最後に表示される)。
あらすじ
難病XPを患う雨音薫は、親友の松前美咲やレストランを経営する両親と湘南の町に暮らす。薫は藤代孝治が捨てたギターを拾ったことからギターを始め、有名歌手橘麻美に憧れ歌手を目指していた。一方孝治は、人生の目的も見つけられず漠然と日々を過ごしていた。美咲が撮影したビデオを見て孝治のことを再び見た薫はストリートライブをしている最中に彼と出会うが、冷たくあしらわれる。その後再会する二人だが人生に対して投げやりになる孝治に薫は呆れ、言い合いになってしまう。さらに孝治は麻美のコピーばかりする薫に嫌悪感を抱いていたが、薫の自作曲「Stay with me」を聞きその考えを改める。その後の一騒動で一気に近づいていく薫と孝治だったが、薫の病気は少しずつ進行していた。
キャスト(テレビドラマ)
主要人物
- 藤代 孝治(ふじしろ こうじ)〈19〉
- 演 – 山田孝之
- フリーター。以前、橘麻美と付き合っていた際に傷害事件を起こし、その時に自分を捨てた橘麻美を怨んでいる。これにより二度とギターを弾かないと決めたが、薫の左手に神経障害が生じた際に再度ギターを弾くことを決心し、バンド「ムーンチャイルド」のギター担当となる。
- 雨音 薫(あまね かおる)〈19〉
- 演 – 沢尻エリカ(子供時代:三浦采夏)
- XP(色素性乾皮症)患者であり余命は短い。孝治の捨てたギターを拾い、歌手を目指すようになる。当初はシンガーソングライターとして単独で路上ライブを行っていたが、後に「ムーンチャイルド」のボーカル担当へと変更する。
音楽関係者
- 橘 麻美(たちばな あさみ)〈20〉
- 演 – 松下奈緒
- 薫が憧れる有名歌手。しかし現在は作曲が出来ずに悩んでいる。孝治がいれば作曲できるとして孝治に接近し、薫を敵対視する。
- レイサ〈21〉
- 演 – 原史奈
- 歌手。仕事が来ないのを橘麻美のせいとして麻美や薫を追い落とそうと企む。
- 工藤 洋平(くどう ようへい)〈32〉
- 演 – 要潤
- 橘麻美やレイサのプロデューサー。後に「ムーンチャイルド」のプロデュースも担当する。
ムーンチャイルド
- 大西 雄太(おおにし ゆうた)〈19〉
- 演 – 田中圭
- 孝治の親友であり浪人生。「ムーンチャイルド」ではキーボード担当。最初は薫に対し「自分達にできることは何もない」という消極的な姿勢を示し孝治と対立したが、次第に薫のために出来ることを模索するようになる。
- 加藤 晴男(かとう はるお)〈19〉
- 演 – 濱田岳
- 孝治の親友。「ムーンチャイルド」のドラム担当。
- 立浪 隆介(たつなみ りゅうすけ)〈19〉
- 演 – 川村陽介
- 孝治の親友であり浪人生。「ムーンチャイルド」のベース担当。
薫の関係者
- 松前 美咲(まつまえ みさき)〈19〉
- 演 – 佐藤めぐみ
- 薫にとって唯一の友達であり相談相手。立浪隆介と付き合っている。
- 雨音 由紀(あまね ゆき)〈40〉
- 演 – 黒田知永子
- 薫の母親。
- 雨音 謙(あまね けん)〈45〉
- 演 – 勝村政信
- 薫の父親。由紀や美咲からは「親バカ」と言われる。
- 榎戸 真一(えのきど しんいち)〈50〉
- 演 – 山本圭
- 榎戸医院を開業している薫の主治医。幼いころからの薫を見てきた。薫の相談も親身になって受ける。
民宿『みうら』
- 三浦 結子(みうら ゆうこ)〈22〉
- 演 – 小林麻央
- 修の一人娘であり民宿『みうら』の看板娘。翌年にはアナウンサーとしてテレビ局への就職が決まっている。
- エミリー〈22〉
- 演 – ベッキー
- 修が3年前に連れて来た女性で経歴は謎に包まれている。アルバイトをしている孝治らを厳しく指導する。戸籍上は結子の母親。
- 三浦 修(みうら おさむ)〈50〉
- 演 – 竹中直人
- 民宿『みうら』の経営者。孝治らをアルバイトとして雇い、「ムーンチャイルド」の指導にあたる。エミリー同様に謎が多い。
スタッフ(テレビドラマ)
楽曲
- 主題歌
- 柴咲コウ「invitation」(作詞:柴咲コウ、作曲:Jin Nakamura、発売:UNIVERSAL J)
- 挿入歌
- Kaoru Amane(沢尻エリカ)「タイヨウのうた」(作詞・作曲は白鳥マイカ、発売:SONY RECORDS)
- ドラマ設定上は作詞・作曲はKaoru Amane。
- Kaoru Amane(沢尻エリカ)「Stay with me」(作詞:永井真理子、作曲:COZZi)
- ドラマ設定上は作詞・作曲はKaoru Amane。
- 橘麻美(松下奈緒)「Wish」(作詞:松尾潔、作曲:川口大輔)
- ドラマ設定上は作詞・作曲は橘麻美。
放送日程
各話 放送日 サブタイトル 演出 視聴率 第1話 2006年7月14日 太陽に嫌われた少女…月夜がくれた奇跡 山室大輔 13.8% 第2話 2006年7月21日 月夜の告白…忘れられない初恋 6.9% 第3話 2006年7月28日 太陽に壊される愛 武藤淳 8.4% 第4話 2006年8月4日 あなたがくれた夢 山室大輔 11.1% 第5話 2006年8月11日 絶望の中の光 今井夏木 9.5% 第6話 2006年8月18日 捨てた過去の復讐 武藤淳 11.3% 第7話 2006年8月25日 約束のステージへ 山室大輔 9.4% 第8話 2006年9月1日 仲間とみる夢 今井夏木 11.4% 第9話 2006年9月8日 忍び寄る運命の影 武藤淳 10.8% 最終話 2006年9月15日 絶唱 山室大輔 10.2% 平均視聴率 10.3%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ) 関連商品(テレビドラマ)
- タイヨウのうた DVD-BOX(2006年12月22日発売) ※TVドラマ版DVD
ロケ地
劇中の挿入歌である、「タイヨウのうた」は2019/11/18まではSpotifyで聞くことができていた。ところが、今日(2019/11/20)になってから、Spotifyから完全に抹消されてしまっていた。正直、憤りを隠せない。日本の国家権力って一体何様なんだろう。
曲が消されたので、Amazonプライムから映像作品が消されるのも時間の問題かもしれない。
罪人の出演作品であっても、作品に罪はない筈だ。NHKの大河ドラマにしろ、Spotifyにしろ、Amazonプライムにしろ、臭いものに蓋をする態度にはウンザリだ。
財務省の公文書改竄だって臭いものに蓋だし、自衛隊の日報破棄だって臭いものに蓋だし、ベネッセによる疑獄も臭いものに蓋だ。
それはともかく、内容を通した感想はというとお涙頂戴の恋愛ストーリーで勘弁してくれよという感じだった。
ヘテロセクシャルの恋愛ストーリーはお腹いっぱいだ。
2000年代のテレビドラマって、満遍なく見た訳ではないのだけれど、「余命1ヶ月の花嫁」とか「1リットルの涙」とか「世界の中心で愛を叫ぶ」とかヒロインが最終回付近で体調を壊して死ぬみたいなパターンが多いように思う。
これらの作品に感情移入している自分に気づくと馬鹿馬鹿しいとさえ思えてしまう。
TVドラマ「タイヨウのうた」では、沢尻エリカは歌を歌うのがうまいなと思ったこと以外には特にいいなと思わなかった。
沢尻エリカの歌がうまいと思ってしまうだけに、サブスクリプションサービスに楽曲の復帰はよって感じだ。
PS)桐谷健太が6話でチンピラ役で出演していたのに、Wikipediaに出演者として書かれていなかったのも何だかなぁという感じだ。だからと言って、Wikipediaの編集をする訳ではないのだが。。。
映画「タイヨウのうた」の感想
こちらも例に倣って、Wikipediaの引用から書いていこうと思う。
タイヨウのうた
『タイヨウのうた』は2006年6月17日に公開されたYUI、塚本高史主演の日本映画。1993年の香港映画『つきせぬ想い』を原案に、脚本家・坂東賢治の書き下ろしにより[2]、色素性乾皮症(XP)を患い夜しか活動できないミュージシャンの少女と彼女に出会った少年の純愛と死を描いた物語である。
タイヨウのうた 監督 小泉徳宏 脚本 坂東賢治 原作 坂東賢治 製作総指揮 迫本淳一 出演者 YUI
塚本高史音楽 YUI
椎名KAY太主題歌 YUI for 雨音薫
「Good-bye days」撮影 中山光一 編集 三條知生 配給 松竹 公開 2006年6月17日 上映時間 119分 製作国 日本 言語 日本語 興行収入 10.5億円[1] および2006年7月 – 9月にTBS系列で放送された、山田孝之、沢尻エリカ主演の日本のテレビドラマ。2018年に『タイヨウのうた〜Midnight Sun〜』(タイヨウのうた ミッドナイト サン)と題して舞台化予定[3]。また、2018年にハリウッド・リメイク作である『ミッドナイト・サン 〜タイヨウのうた〜』が公開された。
ストーリー
それでも彼女は自分を支えてくれる家族、親友の暖かい絆に支えられ、毎日を楽しく生きていた。そして、何よりも「音楽」という大切な宝物を持ち、歌う事に生きがいを感じていた。海辺の町に暮らす雨音薫は太陽の光にあたれないXP(色素性乾皮症)という病気を抱えている。そのために日が暮れると活動をはじめ、日の光が出ている間に眠ると言う通常の人々とは逆の生活を送っていた。
そんなある日、彼女がいつもの公園でストリートライブをしていると、いつも彼女が家の窓から見ていた一人の少年が偶然にも通りかかる。少年の名は藤代孝治。孝治との出会いで彼女の運命は大きく変わっていく。
キャスト
- 雨音薫(あまね かおる) – YUI
- 藤代孝治(ふじしろ こうじ) – 塚本高史
- 雨音謙(あまね けん) – 岸谷五朗
- 雨音由紀(あまね ゆき) – 麻木久仁子
- 松前美咲(まつまえ みさき) – 通山愛里
- 大西雄太(おおにし ゆうた) – 小柳友
- 加藤晴男(かとう はるお) – 田中聡元
- 孝治の母親 – ふせえり
- 巡回中の警官 – 小林隆
- 医師 – 山崎一
- ストリート・ミュージシャン – マギー
- 路上ライブバンド – LACCO TOWER
- レコーディングミュージシャン – MACARONI☆(GUITAR)、 natu(GUITAR)、 平野成臣(BASS)、 ryohei(DRUMS)
スタッフ
- 監督 – 小泉徳宏(ROBOT)
- 脚本・原作 – 坂東賢治
- 音楽 – YUI・椎名KAY太(オリジナルサウンドトラック『タイヨウのうた』Sony Music Records Inc.)
- 配給 – 松竹
- 制作 – 松竹、スターダストピクチャーズ、ROBOT、ソニーミュージックレコーズ、ジェネオンエンタテインメント、ツイン、日本出版販売、Yahoo! JAPAN
- 宣伝 – KICCORIT
主題歌・挿入歌
劇中のCDに倣って、実際に販売されたものはディスクレーベルがほぼ白無地デザインとなっている。
- 主題歌
- YUI for 雨音薫 「Good-bye days」(作詞・作曲:YUI)
- 挿入歌
- YUI for 雨音薫 「Skyline」(作詞・作曲:YUI)
- YUI 「It’s happy line」(作詞・作曲:YUI)
- 「It’s happy line」は、YUIがメジャーデビュー前のインディーズ時代に製作していた楽曲であり、その当時の音源がそのままシングル「Good-bye days」にカップリングとして収められている。
製作
SDP(スターダスト・ピクチャーズ)が1993年の香港映画『つきせぬ想い』のリメイク化権を取得し、ソニー・ミュージックレコーズによる初の映画への出資により、同作を原案とした脚本家・坂東賢治の書き下ろしによるオリジナルストーリーをもとに製作を開始[2]。
当初は1993年の香港映画、『つきせぬ想い(新不了情)』のリメイクとして企画されていたが、古い映画でありそのままのリメイクでは今の時代に合わないとの判断から、リメイク作品ではない歌を前面に出したオリジナル・ストーリーが採用された。主人公の設定がミュージシャンという特殊性から配役の選考に難航したが、ブレイクの兆しを見せていたYUIが主役に抜擢され、映画化の運びとなった。
封切り
封切りに先立って全国各地で開催された試写会では、試写後にYUIによるライヴパフォーマンスが披露された[2]。関連商品
- ノベライズ
- タイヨウのうた(著:天川彩、原案:坂東賢治、2006年5月16日、SDP、ISBN 978-4-7897-2839-3)
- タイヨウのうた(文庫)(著:天川彩、原案:坂東賢治、2018年3月26日、SDP、ISBN 978-4-906953-60-8)
- タイヨウのうた(著:河合夏希、監修:小泉徳宏、原案・脚本:坂東賢治、2006年6月9日、SDP、ISBN 978-4-7897-2878-2)
- 関連書籍
- タイヨウのうた Invitation Book(撮影:藤井昌之、2006年4月24日、SDP、ISBN 978-4-7897-2864-5)
- CD
- 「タイヨウのうた」オリジナル・サウンドトラック(2006年6月21日、Sony Records、SRCL-6299)
- DVD
- タイヨウのうた×YUIと薫のうた(2006年6月2日発売) ※映画メイキングDVD
- タイヨウのうた スタンダード・エディション(2006年11月22日発売) ※映画版DVD
- タイヨウのうた プレミアム・エディション(2006年11月22日発売) ※映画版DVD
作品の評価
興行収入10.5億円を突破し、中規模公開作品としては異例のヒットとなった。
シンガーソングライターのYUIが女優デビューと共に主題歌を担当。第30回日本アカデミー賞・新人俳優賞を受賞した。YUIが“YUI for 雨音薫”として歌った主題歌「Good-bye days」は20万枚を売り上げた。着うたランキングでは、数週間に渡って第1位を獲得した。
受賞歴
- 第30回日本アカデミー賞 新人俳優賞(YUI)
原作との相違点
- 原作では薫は駅前のストリートミュージシャンの中では人気で、お小遣いもそのときのギャラから算出していたが、映画では「趣味で歌っているのであって誰かに聞いてもらうためではない」としている。
- 孝治は映画で「こんなにやって(サーフィンが)上達しないのも珍しい」と友人にからかわれているが、原作ではU-18ランクで優勝候補に残るほどの腕前。将来はプロサーファーを目指しているという設定だった。
- 原作では「薫が自分がXPであることを恋人の孝治に打ち明けること」が物語のキーポイントとなっていたが、映画では薫の友人である美咲があっさりと(怒った勢いで)孝治に言ってしまう。
- 原作の終盤に、美咲の彼氏(後に結婚)である田端恭介が登場し、物語の流れに重要な役割を果たすが映画ではカット。
- 薫がCDを作る際、原作では元ミュージシャンである両親(ギターとキーボード)が参加したが、映画ではレコーディングミュージシャンがバックをつとめる。
- その時に、レコード会社の人から「駅前西口から突然消えた伝説のミュージシャン、アマネカオル」と言われている。
色素性乾皮症の描写について
しかしこの病は、分類されている一部の群を除き、上記の描写の元となる皮膚疾患に加え、若年発症であれば聴力障害や知能障害と言った日常生活すら困難になる神経障害などが確認されている。また、成年近くなると、摂食障害を起こす例もあり、気管切開や経管栄養補充の必要なほど深刻な状態にもなり得る。作中でもこれらの症状についてある程度は述べられているものの、紫外線に対する抵抗力が極端に弱い事が最大の症状ではない。この物語の設定の核をなすといってもいい、主人公の冒されている「色素性乾皮症(Xeroderma Pigmentosum : 略“XP”)」について、作中では「夜しか活動出来ない病気」であり「日の光に当たれない病」という趣旨の描写だけが強調されているといえる。
このような表現について、色素性乾皮症患者の家族によるが全国色素性乾皮症連絡会(公式サイト)は、映画、ドラマ、両公式サイト内に「主人公の設定に実際と異なる表現もあるが、映画を機会にXP(色素性乾皮症)に関心を持ってもらえることを強く願う」という旨のコメント(ドラマ版コメント)を発表している。またドラマでは、次回予告前に後述するような注意書きが表示されていた。
なお、この病は「小児慢性特定疾患治療研究事業」の対象疾患に指定されており、、2007年3月12日には「難治性疾患克服研究事業」の対象疾患に指定された。だが、2008年2月の時点では「特定疾患治療研究事業」の対象疾患には指定されておらず、医療費公費負担助成を受けることはできない。「難治性疾患克服研究事業」への指定には、事業を所管する厚生労働省への約60万人分の署名提出も少なからず影響を与えており、一部ではこの物語が署名を促進させたとも言われている。
映画版は時間の関係もあって、ドラマ版よりも圧縮されていて、忙しい人にとってはいいものかもしれない。
話が逸脱してしまうが、中高生の頃、寮生活をしていてメディアに触れられるのが、土日の帰省日くらいだったので、「忙しい人のための〇〇」という動画をニコニコ動画やYouTubeで見漁っていたのを思い出した。
それを踏まえると、「忙しい人のためのタイヨウのうた」は映画版かなと思う。
TVドラマ版はヒロインの葬儀シーンは無かったが、映画版はひまわりが敷き詰められた棺桶で眠っているシーンがあった。このシーンはTVドラマ版よりもいいなと思った。
それにYUIは歌手が本業ということもあって、沢尻エリカより歌唱力もギターの演奏も上手だった。
YUIの演技は大根役者感満載だったが、歌が上手な分、見て損することはないかなとも思えた。
まとめ
いろんなことをつらつらと書いてしまったが、「タイヨウのうた」を見て思ったこと、それを踏まえて考えたことをいくつかまとめていこうと思う。
- 沢尻エリカが日本警察に逮捕されたからと言って、作品自体に罪がある訳ではないので、出演作品や楽曲の削除はやめて欲しいと思った。
- 沢尻エリカの件だけではなく、日本のあらゆるところで起きている臭いものに蓋をしようとする態度は何とかならないものかと思った。
- 2000年代に流行したドラマは最終的にはヒロインの死をもって最終回を迎えるパターンが多過ぎて、これは何のバイアスなのだろうと思った。
- 3.に書いたことにも繋がるが、2000年代までの日本のTVドラマは男女の純愛ものばかりで退屈だなと思った。
以上。🐻でした。
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