みなさんこんにちは。こんばんは。おはようございます。
🐻です。
突然だが、みなさんは淫夢動画の『先輩が一番欲しかったもの』をご存知だろうか?
知らないという方のために、YouTubeとニコニコ動画にある『先輩が一番欲しかったもの』をまずは貼っておこうと思う。
そもそも淫夢動画をよく知らないという方がいらっしゃるかもしれない。淫夢を説明するのに困ったなぁと思いつつネットサーフィンをしていると、淫夢ネタについて詳しく説明されたブログを発見した。
この『文脈をつなぐ』というブログは木村すらいむ(@kimu3_slime)さんという方が運営されているようだ。
実際にお会いしたことはないのだが、先日Twitterのフォローバックを頂いてとても嬉しかった。
それはともかく、『先輩が一番欲しかったもの』はマッキーの『僕が一番欲しかったもの』のいい曲感が相俟って淫夢動画の最終回感のある動画だ。。。
話はだいぶ変わるが、近年アメリカでトランプ大統領が誕生した影響からか、ポリティカルコレクトネス(political correctness)を意識する風潮がネット上でも散見される。。。
ポリティカルコレクトネスはある種の社会規範だと思うのだが、淫夢動画がゲイを馬鹿にしていると安直に考えると、淫夢動画はポリティカルコレクトネスから逸脱しているのは明らかだし良くないと思う。。。
一方で、淫夢動画を作成したり見たりして楽しんでいる人は、野獣先輩に対して「汚物」などと辛辣なコメントを残す人が多いが、ポリティカルコレクトネスを意識するあまり、「汚物」という言葉をネット上で使用できなくなることの方がまずいと個人的には思う。。。
しかも淫夢動画を作成するのもそれなりの苦労があるはずだ。(動画にエフェクトを加えたり、BB素材をうまく活用したりする等)
インターネットは本来開かれた空間であるはずだ。しかしうまく使いこなせず、情報過多によって情報を安直に結びつける人もいるだろう。ネトウヨもパヨクもフィルターバブルが招いたインターネットの悪しき側面なのかもしれない。
それはそれとして、カールシュミット(Carl Schmitt)の言う『政治的なものの概念』(独:Der Begriff des Politischen)の中で「友敵理論」という理論が語られたということを東浩紀さんの『ゲンロン0 観光客の哲学』の中で知った。(因みに自分は『ゲンロン0 観光客の哲学』を読み終えたものの、『政治的なものの概念』はまだ読んでいない。。)
「友敵理論」とは超ざっくりいうと、『政治的なものの概念』のウィキペディアにもあるように、
“政治的な行動や動機が還元される固有の徴標である友と敵の区別”であると言えるだろう。。。
そんな自分は、自分のTwitterのプロフィールにも書いている通り、東浩紀さんが運営、製作に携わられている「ゲンロン友の会」の会員だ。
毎月『ゲンロンβ』という濃い内容の詰まったメルマガも送られてくる。メルマガも年間約3冊の本も内容がとても濃密なので入ってよかったなぁと思っている。。。
ゲンロンさんの様々な本や書物を読んできたけれど、『ゲンロン0 観光客の哲学』は出版されて2年も経っているのに、いまだに自分の考え方に爪痕を残された感がある(勿論いい意味で)。
まだ読まれていない方は是非ご一読をオススメしたい。
最初は淫夢の話だったのに、ゲンロンさんの話に勝手に結びつけてしまい申し訳ないなと思いつつもこの辺で「以上。」としたい。
それではまた。🐻でした。。。
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