みなさんこんにちは。こんばんは。おはようございます。
🐻です。
今回は、「許してクレメンス」についてのツイートがTwitterでバズっていたので、そのことについて書いていこうと思う。
バズっていたのは次のツイートである。
「許してクレメンス」とかで使われる「クレメンス(clemens)」、人名から来てるようだがそもそもラテン語で「助命」「寛大」を意味するClementiaから出た姓だと思われるので、駄洒落でも何でもなく意味的に正しい可能性が高い。
— 冴吹稔@シルチス書院 (@seabuki) June 16, 2019
このツイートでは明記されていないが、「許してクレメンス」はなんjでよく使われていたネットスラングである。ネットスラングとはいえ、「許してクレメンス」は語感もいいし、耳障りも嫌いじゃない。よく使われているのでミームなのかもしれない。
なんjやミームについてご存知でない方のために「なんj」と「ミーム」について少々説明しておく。
まず、なんjとはニコニコ大百科によると、(Wikipediaにもなんjについての説明はあったが、ニコニコ百科の方が詳しく説明されていたので、今回はそちらを引用した。)
なんでも実況Jとは、2ちゃんねるに存在する板の一つである。通称はなんJ(かつては「なん実J」などとも)。住人は「なんJ民」と呼ばれる。
実況板だが、雑談もできる板になっている2ちゃんねるでも異色の板である。なんでも実況J – ニコ百 https://dic.nicovideo.jp/id/3181133
自分なりのなんjの印象を述べると、2chでも特殊な掲示板なのだろうなぁと言う感じがした。
ちなみに、なんjはココからアクセスできるようである。
次に、ミームとはWikipediaによると、
ミーム(meme)とは、文化を形成するDNAのような情報である[1]。人類の文化が形成されるプロセスを説明するための概念であり、例えば習慣や技能、物語といった文化的な情報である[2]。
ミーム - Wikipedia
Wikipediaを見ていると、ミームという概念は学術的な研究価値があるのかもしれないと思えてきた。
バズっていた該当ツイートについての話に戻す。
「ふむふむ。“Clemens”と“Clementia”の語源が近いのかもしれないのか。ただ、語感が似ているだけで、本当に同じ語源・由来なのか?」と思ってしまった。
なんとなく学術的な匂いがしたので、Google Scholarで「クレメンス 由来」「クレメンス 語源」“Clemens root” “Clemens word origin” 等と検索してみることにした。
ところが、日本語で検索した「クレメンス 由来」「クレメンス 語源」の結果は、「アレクサンドリアのクレメンス」の記事ばかり出てきてしまった。
「まぁいい。英語で検索すれば面白い記事が見つかるやろ。」と思い、“Clemens root” “Clemens word origin” と検索してみた。
しかし、読みたい内容の記事が見つからなかった。
Googleスカラー先生もおふざけ記事は好きじゃないみたいだ。
結局、togetterまとめとタネタンというサイトを参考にせざるを得なくなってしまった。
ネットスラングの『許してクレメンス』 ラテン語の語源をたどると駄洒落でも何でもなく、正しいのではないか説
上の二つの記事を読んでも、スペイン人が“clemencia”はラテン語が由来だよと言っているところまででそこから先は話が膨らんでいないようである。
あーあ。わからないことだらけで袋小路だ。ラテン語勉強しようかな。。。
以上。🐻でした。
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